【2014大雪】やまなし”農業”被災状況まとめ
農業関連の被害状況を下記2つの視点でまとめています。
1.支援対策について
2.対策が必要な問題について
各行政からの情報発信がしっかりとされてきているので、こちらのページの更新は一端停止します。
今後対策についてなどは、各行政のホームページをご覧下さい(2014年3月7日午前4時20分更新)。
※被災状況を写真にてこちらでまとめております。 圃場の復旧が最優先ですが、これから出てくる問題を洗い出し、先手先手を打たないと産業が死んでしまうと危惧しています。そこで、短期的な復旧とともに、中長期的な視点も含め、アドバイスなどを頂けますと幸いです。
1.支援対策について
※重油が本日中にも県内に入ってくる予定です。必要性の高い方は、取扱業者に確認をお取り下さい。
・2月17日:
「大雪に対する事後対策」
・2月17日:甲州市役所:
「2月14日~15日の雪害に対する果樹の事後対策の徹底について」 「農作物の雪害に対する 技術対策資料」
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・2月17日:
「大雪に対する事後対策」
・2月17日:甲州市役所:
「2月14日~15日の雪害に対する果樹の事後対策の徹底について」 「農作物の雪害に対する 技術対策資料」
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■JAバンク山梨
・2月19日:
「2月14日からの大雪による災害のJAバンク山梨の対応について」
・2月18日:
「「雪害にかかる金融相談窓口」の設置および 「JA農業災害資金」・「JAリフォームローン」の取扱について 」
・2月19日:
「2月14日からの大雪による災害のJAバンク山梨の対応について」
・2月18日:
「「雪害にかかる金融相談窓口」の設置および 「JA農業災害資金」・「JAリフォームローン」の取扱について 」
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■政策金融公庫
・2月17日:
「平成26年2月の大雪による被害を受けられた農業者等の皆さまの相談窓口を設置(甲府支店農林水産事業)」
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■中小企業庁 ・2月18日:
「平成26年2月14日からの大雪による災害に関して被災中小企業者対策を行います」 .
■政策金融公庫
・2月17日:
「平成26年2月の大雪による被害を受けられた農業者等の皆さまの相談窓口を設置(甲府支店農林水産事業)」
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■中小企業庁 ・2月18日:
「平成26年2月14日からの大雪による災害に関して被災中小企業者対策を行います」 .
2.対策が必要な問題について
農家の方のFacebookの投稿や聞き取り調査によって、下記の問題が見えてきました。まだまだ精査をする必要があるかと思いますが、現場からの声として掲載していきます。それぞれの問題について知恵をお持ちの方は、アドバイスを頂けますと幸いです。(2014年3月7日午前4時18分更新)
NPO法人 山梨県ボランティア協会より、下記の案内が出されています。各地へのボランティアのさいはごらん下さい。 「【 雪害ボランティア情報 】雪害ボランティアの派遣・受け入れ状況について(2/20更新)」
●短期的
畑にたどり着けず、被害状況を正確に確認できない問題農道の雪が多すぎてかくことができない、また、雪の置き場もない問題重油などの燃料不足の問題雪に埋まってしまった路地桃の苗木などをどうすれば良いかといった雪害の知識不足の問題- TV、ラジオなどの情報が少ない問題(とくに高齢者はこれらから情報を得ているため)
- ボランティアニーズの把握、受け入れ体制がまだまとまっていない問題(とくに、雪かき以外でどういったことをお願いできるか)
消火栓の確保や緊急車両が通れるように除雪をするといった緊急時のリスク回避の問題- ハウスが倒壊した農家の心理的なケアの問題
除雪による重機の故障の問題- ハウス立て直しのマンパワー不足の問題
高齢者の買い物難民化の問題ボイラーの油の流出の問題- 実際の被害額と報道の被害額の差があるのではというご指摘(事実と異なった被害額で対策が練られる恐怖が現場にあるとのこと)
- 各種申請資料作成に農家の方が慣れていないという問題(書類が面倒だから書かなくて良い・・・となってしまう)
- 被害にあった農家の方の生活保障問題
- 今回の雪をきっかけにした、世代交代、新規就農体制の確立の問題
- 農水省から補助事業の募集要項が出始めているが応募ができるのか?という問題
- 農業はリスクが高いというトラウマになってしまわないか?という農業へのイメージ化の問題
- やる気をなくしてしまった農家の農地をどうするかの問題
- 耕作放棄地増加の可能性の問題
- ブドウ、桃、イチゴ、さくらんぼといった基幹産業被害による産地ブランド構築の問題